安定期は体調が落ち着く時期と言われますが、実際には疲れや眠気が続くという声も少なくありません。家事や仕事中についウトウトしてしまい、「もう安定期なのに大丈夫なのかな?」と不安になる方もいるでしょう。まだまだ忙しい日も多い妊娠中期の眠気の理由や、おすすめの対策をまとめました。
ー目次ー
・安定期の強い眠気とだるさの理由は?
・妊娠中の眠気・不眠への対策
・「眠れるときに寝る」習慣をつけておこう
・妊娠中のサポートを探すなら
・まとめ
安定期の強い眠気とだるさの理由は?
安定期に眠気やだるさが残る理由のひとつは、妊娠を維持するために分泌が続いているプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響です。
このホルモンは妊娠を支える重要な役割を担う一方で、眠気を引き起こす作用もあります。初期ほど急激な変動はなくても、妊娠期間を通して分泌は続いているため、安定期でも倦怠感を感じることは珍しくありません。
さらに安定期に入ると、少しずつお腹が大きくなり、体重や血流量も増えていきます。体は常に赤ちゃんを育てるために働いている状態ですから、見た目以上にエネルギーを消費しています。そのため、回復しきらない疲れを感じやすいのです。
一方で、妊娠中期後半になると、「夜なかなか寝付けない」という悩みが出てくることもあります。実際、妊娠中に不眠を経験する方は約8割にのぼるといわれています。この不眠の背景にも、プロゲステロンが関係しています。プロゲステロンには体温を上昇させる作用があり、その影響で入眠しづらくなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。加えて、出産や育児への不安、生活の変化に対する緊張など、精神的な要因も睡眠の質に影響を与えます。
「安定期=元気な時期」と思われがちですが、実際には体も心も大きく変化し続けている時期。眠気やだるさ、不眠を感じるのは、決して特別なことではありません。
妊娠中の眠気・不眠への対策
軽い運動やストレッチを取り入れる
体調に無理のない範囲で、軽いストレッチや散歩などを取り入れてみましょう。
適度に体を動かすことで心地よい疲労感が生まれ、眠りの質が高まりやすくなります。
長時間の激しい運動ではなく、「気持ちよく体をほぐす」ことを意識するのがポイントです。
夜更かしを控える
妊娠は、生活リズムを見直す良いタイミングでもあります。
これまでより少し早めに布団に入るなど、就寝時間を整えてみましょう。
スマートフォンやテレビの光は眠りを妨げることがあるため、寝る前はできるだけ刺激を減らす工夫も大切です。
栄養バランスを意識する
「しっかり寝ているはずなのに、ぼーっとする」「だるさが抜けない」という場合、貧血など栄養不足が関係している可能性もあります。
妊娠中は鉄分やビタミンなどの必要量が増える時期です。
食事では、鉄分を含む食品や、栄養バランスの整った食材を意識して選びましょう。体調に不安がある場合は、医療機関で相談することも大切です。
「眠れるときに寝る」習慣をつけておこう
妊娠中は、これまでと同じペースで動くことが難しくなる時期です。だからこそ大切なのが、「眠れるときにこまめに寝る」こと。15〜30分ほど横になるだけでも、体はずいぶん楽になります。短い休息でも回復につながると考え、無理をしすぎないことが大切です。
妊娠中からこまめに休む習慣をつけておくことで、出産後もスムーズに休息を取りやすくなります。出産後の体の回復にも睡眠は欠かせませんが、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をしながら、まとまった睡眠を取るのは簡単ではありません。ぜひ、妊娠中から「こまめに横になる」「眠れるときに寝る」習慣をつけておきましょう。
また、この時期にぜひ、仕事や家事のタスクを整理し、優先順位を見直してみてください。お腹のなかの赤ちゃんとご自身の健康が最優先のいま、「いまはできなくても仕方がない」と割り切ることもときには必要です。自分だけでやろうとせず、家族に頼ること、そして必要に応じて外部のサポートを利用することもぜひ検討してみてください。「自分だけで抱えない」「他の人の手に委ねる」ことは、妊娠期を穏やかに過ごし、出産後に備えるための大切な選択肢のひとつです。
妊娠中のサポートを探すなら
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まとめ
安定期に入っても続く眠気やだるさ、不眠は、決して珍しいものではありません。
妊娠を支えるホルモンの働きや、体の変化によって起こる自然な反応です。
「安定期だから元気でいなければ」と思いすぎず、
今の体が必要としている休息を受け入れることも大切です。
眠れるときに少し休む、生活リズムを整える、無理をしすぎない――
そうした積み重ねが、これから迎える出産に向けた準備にもつながります。
体も心も変化の途中にある時期。
自分のペースを大切にしながら、安心して安定期を過ごしていきましょう。
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