福岡市の産後ケア｜費用・対象・申し込み方法まとめ

「産後、心も体も限界…。でも、頼れる人がいない」
そんなママたちを支えるために、福岡市では産後ケア事業が用意されています。
宿泊型（ショートステイ）、日帰り型（デイケア）、訪問型（アウトリーチ）の3種類があり、利用料の一部を市が負担してくれる制度です。
このページでは、福岡市の産後ケア支援の内容・対象者・費用・申し込み方法をわかりやすく紹介します。
「私も対象？」「どれくらいお金がかかるの？」と気になっている方はぜひご覧ください。

-目次-

・福岡市で受けられる産後ケアの種類と内容
・利用できる人（対象者)
・利用回数と費用（自己負担）
・利用方法・申し込み手順
・こんなときはMotherRingも活用を！

福岡市で受けられる産後ケアの種類と内容

■ 宿泊型（ショートステイ）：出産後のお母さんと赤ちゃんが施設に泊まりながらケアを受けられる
■日帰り型（デイケア）：朝〜夕方まで施設で過ごし、助産師などの支援を受ける
■ 訪問型（アウトリーチ）：助産師などが自宅を訪問して、育児や心身のケアを行う

利用できる人（対象者）

以下のすべてに当てはまる方が対象です。
・福岡市に住民票がある
・生後1年未満のお母さんと赤ちゃん、または流産・死産を経験して1年未満の女性（妊婦を除く）
・母子ともに医療行為が必要ない

利用回数と費用（自己負担）

■ 宿泊型（ショートステイ）：3,000円（1泊2日で6,000円）
■ 日帰り型（デイケア）：2,000円
■ 訪問型（アウトリーチ）：500円（2〜3時間）
※宿泊型、日帰り型、訪問型合わせて7日間までの利用が可能です
※生活保護世帯・市民税非課税世帯の方は自己負担が免除されます。
※多胎児の場合も同額の自己負担です。

利用方法・申し込み手順

1.事業者に直接連絡し、利用や日程調整等を相談する（妊娠中の相談がおすすめです）
《参考：令和7年度事業者一覧》
https://kodomo.city.fukuoka.lg.jp/wp-content/uploads/2025/04/f0cad23a0d5e929d3ba781e96c921e31-2.pdf
2.希望の事業者へ利用申込書を提出し、予約する。
《参考：利用申込書》
https://kodomo.city.fukuoka.lg.jp/wp-content/uploads/2025/03/riyoumousikomisyo060517.pdf

3.事業者から「福岡市産後ケア事業利用証明書」を受け取る。

3.利用当日、「福岡市産後ケア事業利用証明書」を持参する

⏰ 出産前の妊婦さんも相談可能。なるべく早めに相談を！

こんなときはMotherRingも活用を！

「福岡市のケアはありがたいけど、予約が取りにくい…」
「利用の対象外だった💦」
「もっと自分に合ったサポートを柔軟に受けたい」

そんな時は、民間の産後ケアという選択肢もあります。
MotherRingでは、訪問型ケアやシッター・ドゥーラなど、地域の専門家とマッチングできます。
料理、洗濯、掃除、育児相談、母体のケアなど、提供できるサービスはさまざま。
気になる方はぜひ、登録プロを一覧で見る →

まとめ

福岡市では、公的支援として宿泊・訪問・デイサービス型の産後ケアを用意しています。
条件に当てはまる方は、費用の一部を市が補助してくれるため、安心して利用できます。
申請や面談が必要なので、迷っている方もぜひ一度、市の保健センターに相談してみてくださいね。

※本記事の情報は2024年4月時点の内容です。制度や料金などは変更になる場合があります。
最新情報は必ず、福岡市の公式サイトをご確認ください。

-infomation-

MotherRingサポーターとは
助産師・ドゥーラ・保育士・ベビーシッター・治療家・リラクゼーション施術者・運動指導者といった、産前産後の家庭へのケアサービスのプロフェッショナルを、MotherRingサポーターと呼んでいます。
様々なケアを提供されている方にMotherRingサポーターとしてご登録いただき、広報活動をお手伝いすることで、産前産後のご家庭が必要なケアを受けられる社会を目指しています。